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いまある社会課題を未来に残さない
次世代が安心して暮らせる社会づくりに貢献

平素より御高配を賜り、誠にありがとうございます。

「アウトソーシングの力で企業変革を支援し、社会課題を解決する」
この社会的使命を実現するためにエスプールは1999年に創業しました。

2024年11月期(第25期)は、障がい者雇用支援サービス、環境経営支援サービス、広域行政BPOサービスの主力3事業が堅調に推移したことにより、人材アウトソーシングサービスの売上減少を補い、売上高、営業利益ともに前期とほぼ同水準を維持いたしました。人材アウトソーシングサービスは減収減益となりましたが、後半からコールセンター業務に需要回復の兆しが見られ、売上も底打ち感がでております。
以上の結果、売上高は255.5億円(前年比0.9%減)、営業利益は27.8億円(前年比0.2%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は20.9億円(前年比21.4%増)となりました。

2025年11月期(第26期)については、増収増益への再転換を目指してまいります。障がい者雇用支援サービスについては、引き続き高い需要が見込まれます。従来の3大都市圏での農園展開に加え、2026年以降の全国展開に向けた準備を進めてまいります。環境経営支援サービスは、新規顧客の獲得に積極的に取り組むとともに、サービスの拡充により顧客の深耕を図ってまいります。広域行政BPOサービスにおいては、下期偏重の計画となりますが、国策に関連する業務の見込み案件は前期よりも増加しています。取引実績のある自治体を中心に営業を強化することで、これらの案件の確実な受注につなげてまいります。
一方、人材アウトソーシングサービスについては、コールセンター業務の需要回復の流れを取り込み、売上の底打ちを目指してまいります。サービスの特徴である派遣先に常駐する社員(フィールドコンサルタント)コンサルティング機能を強化し、専門性を高めることで、他社との差別化を図ってまいります。

未来に向けて、エスプールグループは、 持続可能な社会の実現の一翼を担う存在となるとともに、 日本を代表する社会的企業を目指してまいります。
今後とも皆さまのご理解と一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役会長兼社長
浦上 壮平