単品リピート通販では、リピート率を上げるために顧客満足度を向上させる必要があり、配送方法にも気を配らなければなりません。
ここでは、単品リピート通販における配送方法や配送業者の選び方について解説します。
単品リピート通販における配送方法にはどんなものがあるのでしょうか。
大きく分けて2種類あり、それぞれの特徴を解説します。
まず1つめが、対面で手渡しする宅急便です。
大きい荷物を送ることもできますし、配送の時間指定や追跡、代金引換なども可能です。
料金はサイズ・重さによって変わり、保証に関しては別途でかけることができます。
2つめはポスト投函のメール便で、小さくて軽い商品を配送するのに向いています。
全国一律の料金でリーズナブルなのがメリットです。
配送スピードは宅配便よりも遅い場合が多く、時間指定や追跡、代金引換は不可。
保証もほぼなく、コストカット重視の配送方法だといえます。
単品リピート通販での配送方法を選ぶ時のポイントはあるのでしょうか。
特に重要な3つのポイントを解説します。
お客様の元へ届けるまでの配送スピードは、顧客満足度に直結します。
特にギフトなど急ぎの注文が多そうな商品であれば、なるべくスピードが速い配送方法を選ぶのが理想的です。
配送コストも利益率を上げるためにチェックするべきポイントです。
最低金額だけではなく、料金体系を確認して、どれくらいの送料が発生するか試算しておきましょう。
荷物の追跡サービスがあると、お客様は安心して商品を購入することができます。
比較的高単価の商品を取り扱う場合は、追跡サービスが利用できる配送業者を選ぶと安心です。
ゆうパケットは、フリマアプリやネットオークションの出品者が多く利用している配送方法です。
特徴や料金、商材、注意点などをご紹介します。
ゆうパケットは365日いつでもポストに投函して発送できる配送サービスで、お届け先の郵便受けに配達され
ます。
運賃分の切手を貼ってから、郵便局窓口ないしは郵便ポストから発送します。
料金は250円(定価)から配送でき、全国一律で遠方料金も発生しないためリーズナブルなのが強みです。
料金は全国一律で、厚さに応じた3段階の運賃設定です。長辺34cm以内であれば、厚さ1cm以内だと250円、2cm以内だと310円、3cm以内だと360円で配送できます。(定価・税込み)
※料金に関しては、日本郵便ゆうパケットのページを参照しております。
ゆうパケットは長辺34cm以内、厚さ3cm以内のため、小さな商材が適しています。
化粧品、アクセサリー、小物、衣料品、CD・DVD、本などが多く配送されています。
大きさ・厚さ・重さに制限があり、3辺合計60cm以内、長辺34cm以内、厚さ3cm以内、重さ1kg以内のものに限ります。
また、お届けは差出日の翌日から翌々日が目安ですが、遠方や離島だとさらに数日かかるケースがあります。
追跡サービスを利用して、差し出しからお届けまでの配送状況が確認できます。
ネコポスはヤマト運輸の配送サービスです。
ネコポスの特徴や料金、商材、注意点などをご紹介します。
ネコポスも小さな荷物をポスト投函・配達する配送サービスです。
宅急便レベルのスピードの速さが強みで、一部地域を除き全国に翌日配達できます。
全国一律料金で、1個あたりの上限金額は385円(定価・税込み)とリーズナブルです。
配送料金は数量などの条件に応じて決定します。
※料金に関しては、ヤマト運輸のネコポスのページを参照しております。
厚さ2.5cm以内など対応サイズが決まっているため、ゆうパケット同様に小さな商材が適しています。
角形A4サイズ(31.2cm×22.8cm)以内、厚さ2.5cm以内、重さ1kg以内のみ対応となるため、それ以上の大きな商材や重い商材は送ることができません。
また、現金や再生不可能な原稿、フィルム、30万円以上の高価格品など、宅急便で送れないものはネコポスでも配送できないので確認が必要です。
クロネコヤマトの荷物お問い合わせシステムにて追跡が可能です。
紛失・破損時の補償償金額(責任限度額)は1個につき3,000円(税込み)までとなっています。
宅急便コンパクトもヤマト運輸の配送サービスです。
その特徴や料金、商材、注意点などをご紹介します。
宅急便コンパクトは、小さな荷物を専用ボックスに入れて手軽に送れるのが特徴です。
重さの制限がなく、セールスドライバーが無料で集荷に来てくれ、宅急便の最小サイズよりリーズナブルな価格で発送できるのが強みです。
宅急便コンパクトの通常料金は610円(定価・税込み)で、別途専用ボックス代として70円(定価・税込み)かかりますが、通常の宅急便の60サイズより300円前後お得です。
クロネコメンバー割で最大15%、デジタル割で60円引き、持ち込み割で100円引きなどの割引もあります。
※料金に関しては、ヤマト運輸の宅急便コンパクトのページを参照しております。
宅急便と同様に手渡しで送れるので、ポストには入らないものの、60サイズより小さな商材を送る際に適してい
ます。
冷凍・冷蔵には対応しておらず、ポスト投函は不可です。
また、宅急便コンパクト薄型専用BOXもしくは宅急便コンパクト専用BOXを使わないと送れません。
これらの専用ボックスは集荷と合わせて購入可能です。
クロネコヤマトの荷物お問い合わせシステムから追跡可能です。
紛失・破損時の補償金額(責任限度額)は1個につき30,000円(税込み)です。
配送方法は手渡しとポスト投函の2つに分けられますが、配送業者によって特徴や強みが異なります。
今回ご紹介した内容を参考に、商材に合った配送方法・配送業者を選び、顧客満足度を高めましょう。