マテリアリティマテリアリティ

マテリアリティへの取り組み

社会環境の変化を踏まえ、新たな成長戦略と連動させた10のマテリアリティを2023年に策定しました。
「ノーマライゼーション社会の実現」「サステナブルな社会の実現」「地方創生への支援」、この3つを戦略の軸となるCSV(Creating Shared Value=共通価値の創造)と定め、ソーシャルビジネスによる社会課題の解決に取り組みます。また、CSVの実現に向けた経営基盤の強化として新たにリスクと機会を特定し、マテリアリティに紐づくKPI目標を設定しました。KPIを管理することで事業活動の円滑な遂行を促進し、新たなビジネスモデルやイノベーションの創出を支えます。
当社グループは、社会的価値と経済的価値を同時に拡大することで、持続的な企業価値向上と社会の発展を目指します。

10のマテリアリティ(重要課題)

事業を通じた価値創造(CSV)/ ソーシャルビジネスによる社会課題解決

当社の強みを生かして収益構造の確立を図り、独自のビジネスモデルを追求

マテリアリティ テーマ 具体的な取り組み
  • S
ノーマライゼーション社会の
実現
  • 就業機会の少ない人々の雇用機会の創出
  • 障がい者雇用の機会創出
  • E
サステナブルな社会の実現
  • 脱炭素社会の構築に向けた支援
  • GHG排出量の算定
  • 環境情報の開示コンサルティング
  • S
地方創生への支援
  • 雇用創出による地域間格差の是正
  • 地方出店および雇用創出
  • 事業承継の支援

価値創造を支える経営基盤の強化(ESG)

機会とリスクを特定し、KPIを管理することで事業活動のさらなる円滑な遂行を促進

マテリアリティ 機会 リスク
  • S
DE&Iの推進
  • 多様な人材活用による新たな価値の創造
  • エンゲージメント強化による生産性向上
  • 属性やスキルの偏りによる新たな事業機会の喪失
  • 多様性の欠如による組織力の低下
従業員のWell-beingの推進
  • 活力ある組織の実現に伴う生産性向上
  • 働き方変容による勤務継続者の増加
  • 満足度低下による生産性の低下
  • メンタルヘルス不調による休業
企業価値を高める人材の育成
  • 次世代の経営を担う人材の創出
  • 人事施策の充実化による人材の獲得・リスキリング
  • 労働人口減少に伴う人材獲得競争激化
  • 人材流出や人材不足による戦略遂行の停滞
  • G
ガバナンス体制の維持・強化
  • 事業成長及び企業価値向上に向けた取締役会の機能強化
  • ガバナンス機能不全による企業価値の毀損
コンプライアンスの徹底
  • コンプライアンス違反による社会的信用の失墜
情報セキュリティの確保
  • サイバー攻撃によるオペレーション停止や情報漏洩
  • E
気候変動への対応
  • 環境負荷を低減したサービスの提供拡大
  • 持続可能な運営体制の構築
  • 既存事業への規制・政策の見直し
  • 台風、地震などによるオペレーション停止

KPIの実績および目標の詳細についてはこちらをご覧ください。

マテリアリティの特定プロセス

当社グループが取り組むさまざま事業に対し、経済的・環境的・社会的影響の観点から事業との関連性の高さを検討し、中長期的な企業価値の向上において、重要かつ優先的に取り組むべきマテリアリティ(重要課題)を以下のようなプロセスで特定し、見直しの必要性を毎年議論しています。

マテリアリティの特定プロセス
マテリアリティの特定プロセス