メイドインジャパンの品質に対する安心感を背景としたジャパンブランド。 その人気は、インバウンド消費で“爆買い”という現象を生み、そこから越境ECへと市場は推移しています。
海外通販市場の拡大と共に越境EC市場も拡大の一途をたどり、ジャパンブランドに価値を認めるアジアエリアを中心に売り上げの拡大は続けています。
一方でブームとなった越境ECは、「ジャパンブランドなら何でも売れる」という誤解を生んできました。
たとえば、商品開発・競合分析・価格調査・マーケティング戦略を怠り、いきなり市場導入をして全く売れなかったり、撤退して商品を日本に戻そうとしても通関処理を代行する事業者が見つからず商品を日本に戻せないなど、安易に海外進出をした結果、手に負えなくなる事業者も存在します。
越境ECで成功を収めるためには、以下が欠かせません。
販売戦略を考える
貿易に関する見識を深める
エスプールロジスティクスでは、成果を出す越境ECをテーマに、『台湾』へ進出するためのあらゆるサービスを提供します。
越境ECは未経験の化粧品でしたが、日本では定期通販で月間10万件以上出荷していました。
日本での成功事例を生かし、海外でも同様に継続して購入し続ける定期通販の仕組みで市場を作りたいと考えていました。
海外で使用可能なリピート機能付きカートと広告展開、さらに新規獲得はFacebook広告を活用することを提案しました。
台湾進出2年でゼロから月間出荷件数15,000件の規模に成長しました。
既に自社サイトや通販モールを活用して進出済でした。 越境ECという形ではなく、何か別の新しい販売ルートで認知向上、売上拡大を図りたいと考えていました。
新しい販売ルートの提案“職域”を提案しました。
台湾では、従業員サービスとして企業が「職域」というクローズマーケットを用意しています。
日本にも従業員向けの「社販」というサービスがありますが、台湾にも「職域」という従業員向けサービスがあり、それに使えるポイントを社員に毎年数万ポイント提供しています。
また、自社商品だけでなく、幅広い会社の商品が用意されています。
エスプールでは、複数の職域を組み合わせ、台湾の最大50万人のクローズマーケットへのアクセス権を準備。新しい販売ルートとして期待されました。
洗顔フォーム投入に際し、テスト販売で上限2,000個を予約販売の形式で実施したところ、約10日で予約が上限に到達しました。 配送は、EMSやクーリエ宅配便は使わず、日本からひとまとめで台湾の倉庫へ送り、台湾の倉庫で個人宛に梱包し出荷。現在は定番商品として台湾倉庫に常時在庫し、注文に対して日々出荷を行っています。
一時期、通販業界は“越境EC”が流行語となり、政府系支援の新輸出大国コンソーシアムも背中を押す形で、様々な企業が海外進出を検討し挑戦しました。しかし、決して成功した企業ばかりではありませんでした。それには、以下のような理由が考えられます。
・初期コストをかけず手軽に進出できる米国Amazonの場合
⇒広告などの販促費用を使わなければ商品が目立たず売れない
・EC市場が大きく成長率も高い中国の場合
⇒規模が日本の10倍なら販促費用も10倍。認知されていない商品でなければ売れない
上記の要因を糧に対象国を見直し、「物流費が安く抑えられる」「親日国である」「インフラが整っており、日本のノウハウを横展開しやすい」という理由で台湾を第一歩に選ぶ企業が増えています。
越境ECにおいて業務の拡大や、業務を見直す協力会社とうまく連携することが大切です。 日本国内では比較サイトを活用して業者の比較検討が容易になっていますが、これが海外拠点となると言語の壁もあり容易な作業ではありません。
エスプールロジスティクスでは「輸入窓口」「税金処理」「カート選択」「決済処理」「広告提案と運用」「コンタクトセンター(顧客対応)」「物流センター」とすべてのプロセスで強力なパートナーと連携し、セカンドオピニオンを可能にしています。
カスタマー対応や物流センター業務というバックオフィスだけではなく、プロモーション領域までサービス提案が可能となるため、販路も幅広く提案が可能となります。
また、自社サイトは定期購入販売を行うことが可能です。
越境ECは挑戦する時期から、数字を作るための事業戦略が求められる時期に入りました。
成功のためには、単に海外展開をするだけでなく、マーケティング、販促、在庫管理など様々な面で万全の体制を構築することが必要になっています。
エスプールロジスティクスでは、強力なパートナーとの連携でどのようなご要望にもお応えできるサービス提供を可能としました。
エスプールロジスティクスでは、越境EC展開の支援サービスとして、
「越境進出ワンパッケージサービス」「現地進出プラン」の2つをご用意しております。