人材育成人材育成

エスプールグループの事業において根幹をなすのは「人」です。
「人」が事業を創り、「人」の想いや行動が価値を生み出し、「人」が次世代の「人」を育てることで、未来にわたって成長存続する企業が作られると考えており、マテリアリティに「企業価値を高める人材の育成」を定め、全社一丸となって人材育成を推進しています。取り組みの一環として、グループ全体の方針と各子会社の個別方針をBSC(バランス・スコアカード)に従って決定し、事業の強化と従業員のキャリア形成を同時に達成することを目指しています。

取り組み事例
  • 評価制度

    子会社ごとに事業や職務が多岐にわたるため、各社独自のBSCを活用して事業戦略を可視化し、各種KPIの達成度を評価する目標管理制度(MBO)を導入しています。具体的には、財務面での実績を半年間の短期的評価として賞与額の増減に反映させ、自己成長の観点におけるアクションプランの実績を長期的な能力向上の評価として月額報酬に反映させています。評価は半期に一度、上長との面談形式で実施しており、評価に対する疑問解消も併せて行うことで納得度を高めています。
  • 階層別研修制度

    事業を推進する経営人材の輩出を目的に「成長マップ」を作成し、社員の育成ステップを定めています。「成長マップ」では『事業を生み出す力』『事業を成長させる力』『マネジメント力』の3つの能力の向上に必要な業務経験や研修プログラムを階層ごとに定め、必要なジョブローテーションや研修を実施しています。
  • 3年間育成プログラム

    新卒採用で入社する社員については、入社から3年間にわたる特別プログラムを設定し、リーダー・マネージャーとしての最低限のスキルを該当者全員が取得することができるよう計画・実行しています。成長マップに従ってプログラムを構築しており、リーダーシップやマネジメントの能力開発を行ううえで、実務経験だけでは不足する知識やフレームワーク、コーチング等の技術を中心に育成を行います。
  • 次世代経営者育成研修

    新しい子会社の設立やカンパニーの創設において、必要な人材を社内で輩出可能にするため、経営者に必要な知識とマインドを1年にわたって学ぶ研修プログラムを提供しています。研修では、選抜された人材が講義やディスカッションを通じて事業を推進する能力と人間性の習得を目指すなど、当社グループを支える役員候補者の発掘・育成を推進しています。
  • キャリアチャレンジ制度

    仕事を長期的に継続するなかで、キャリア志向の変化や、自身の家庭環境などにより制約条件が変化することがあります。当社では、社員の志向や環境変化に応じてグループ各社の全職務を対象にキャリアが変更できる制度を設けています。自身のキャリアの転換を制度化することで、社員が安心して働ける環境の提供に努め、時代の変化に応じて必要となるリスキリングにも活かせる労働環境を提供しています。
  • メンターメンティ制度

    新入社員にとって、社会で経験することは初めてのことが多く、その不安から本来持っているポテンシャルを十分に発揮できないケースが多くあります。新卒入社1年目の社員に対してメンターを配置し、月に1度以上の接触を義務付け、仕事上のストレスやモヤモヤの解消を図っています。また、メンターを新卒2年目の若手社員を中心にすることで、メンター社員自身の人材育成能力向上も図っています。
  • 各種社内コンテスト

    グループ各社においては、業績向上以外に人材育成・業務改善・事業開発等、事業ステージに合わせた課題が存在します。事業の推進をさらに加速させていくために、工夫を凝らしたコンテストやキャンペーンを各社独自で企画・実施し、楽しく成果を上げることのできる施策を取り入れています。